日本語教育能力検定試験に独学で一発合格する方法!【日本語教師になろう】

このブログを読んでくれている方々の中には、

日本語教師に興味のある方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、私が実際に試して効果的だと感じた

日本語教育能力検定試験への対策についてご紹介したいと思います!

 

独学で日本語教育能力検定試験に合格することは可能?

まず、日本語教育能力検定試験の令和元年度の合格率は約28%とのことです。

過去数年では約25.5%から28%へ推移していて、上昇傾向にあるようです。

過去には、約17%だった年もあるようですが、近年での合格率はだいたい26%前後と考えてよいでしょう。

 

つまり、4分の1の人が合格できるということです。

裏を返せば、4分の3の人が落ちてしまいますから、しっかり対策をして準備をしていくことが重要になってきます。

準備期間に効果的な勉強をすることができれば、独学での検定合格は十分に可能だと私は思っております。

 

日本語教育能力検定試験への勉強時間は?

「どのくらい勉強すれば検定試験に合格できますか?」という質問をよくいただきます。

が、これに関しては、その人の状況や勉強方法次第になってきますので、確実に〇〇時間と答えるのは難しいです。

 

もし、日本語教師養成講座420時間を修了した方や受講中の方であれば、3か月程度の勉強で合格することも十分可能かと思います。

しかし、今までにボランティアを含め、日本語の指導に携わったことのない人であれば、半年くらいは必要なのでないかと個人的には感じております。(1日に確保できる勉強時間も人それぞれなので一概には言えません)

 

私は、平日の夜に1時間ほどしか勉強できる時間がなかったため、8か月間勉強を続けて合格しました。

 

おすすめの勉強方法は?

私が日本語教育能力検定試験に合格したときに、「やってよかったなぁ~」と感じた勉強方法をご紹介します。

まず、何と言っても、過去問を何回も繰り返し解くこと!!!

これが一番大切です。

私は過去5年分のテキストを買い、答えを覚えるくらい何回も解きました。

繰り返し同じ問題を解いても意味ないと感じるかもしれませんが、

問題の出る順番がだいたい決まっているので対策がしやすくなります。

(ちなみに過去問はこんな感じ☟)

とは言っても、独学の場合、過去問だけでは専門用語や日本語教育についての

十分な知識を身に付けることが大変難しいので、日本語教師養成講座でも使われている本などを購入して一通り読んで知識をつけることが大前提となります。

その際に、おすすめのテキストはこちらの参考書と合格問題集です。

重要なポイントが1冊にまとめられているので、この1冊で大切なポイントを習得することができます。


 

ですから、まずは過去問とテキストを準備して過去問をぱらぱらと見てみてください。

 

そして

  1. テキストを読んだり、練習問題を解いたりして知識を身に付ける。
  2. 過去問を解いてみる。
  3. 間違えたところや分からなかったところをテキストで確認する。
  4. 違う年度の過去問を解いてみる
  5. また、間違えたところや分からなかったところをテキストで確認する。

これをひたすら繰り返して、確実に頭に入れていくことが重要です。

 

過去問には、解説がついていないので、テキストで確認できるところは確認し、

自分で考えてもわからないところは、『日本語教育能力検定試験 過去問 解説』と調べると

解説してくださっているブログもありますので、そちらを活用することもひとつの手です。

ちなみに、私も大変お世話になりました。ありがとうございました<m(__)m>

 

特に【音声】と【記述】の問題は、練習をすればするほど

耳も慣れてきますし、書くスキルを上げることも可能です。

繰り返し解くことで、かなりカバーできるカテゴリーだと思うので、

頑張って何度も解いて慣れていってください!

 

もっと詳しく日本語教育について知りたい方へのおすすめ

なんとなく興味があって、日本語教育能力検定試験の勉強を始めてみたけど

ざっくりしたテキストを読むだけでは物足りなくなって

やっぱり「日本語教育についてもっと詳しく勉強したい!」と、

日本語教師養成講座や通信講座に申し込みをされる方も多くいらっしゃいます。

 

個人的に、日本語教師養成講座と日本語教育能力検定試験の独学では

日本語教師養成講座を受講した方が、合格への可能性は広がると思っています。

というのも、実際に日本語教師養成講座を受講した方の合格率は66.3%(アルク)

平均合格率の2.8倍近い合格率となっているのです。

 

私は実際に通学して日本語教師養成講座を受講しましたが、

仕事で時間がない方や高いお金を払うのは抵抗がある方には

ぜひ通信講座をおすすめします!!!

 

ちなみにアルクというのは、語学学習で有名な学校です。

アルクの通信講座について、詳しい情報はこちらのリンクから確認することができます。


日本語教師養成講座を受講する場合、

通学した場合は60万円近い受講料を払わなくてはいけないのですが、

通信講座の場合、約10万円で日本語教師養成講座を受講することができます。

その差は50万円もあり、通信講座ではかなり金額を抑えて、リーズナブルに受講することができます。

 

私が受講していたのは10何年も前なのですが、当時は

「わからないことは先生に聞きたいし、就職相談もしたいし・・・」

といった理由で通学を選びましたが、

最近の通信講座では、そういった不安を取り除くためにかなり努力をされていて

質問などの学習サポートやセミナー、就職サポートも充実しています。

ですから、最近の通信講座では私のような不安を感じることなく

安心して日本語教師養成講座を受講できることでしょう。

 

日本語教育能力検定試験の独学に行き詰った場合、

こういう通信講座で知識を深めることはかなり有利になるでしょう。

 

独学を目指している方へのメッセージ

「独学で勉強しようと思ったものの、自分には難しいんじゃないのか・・・」と

落ち込んでしまう方もいらっしゃいますが、確かにひとりで勉強していると

どこかでやる気が切れてしまったり、忙しくて独学を続けるのが難しくなることもあります。

 

もちろん、自分で自分を奮い立たせて学習を続けられる方もいらっしゃいます。(尊敬の念)

 

が、本当に状況も日本語教育能力検定試験を受けるきっかけも人それぞれなので

あなたがあなたにとってやりやすい方法を見つけられると1番理想的だと思います。

 

今回ご紹介した勉強方法も、あくまで私が効果的だったと感じただけで

この方法が合わない方もいらっしゃるかもしれません。

(それでも、過去問を解くことは自信を持っておすすめします!!)

 

日本語教師は本当にやりがいのある楽しいお仕事です。

日本語教育能力検定試験の勉強が難しいから日本語教師も難しいかもと

少し怖気づいてしまうかもしれませんが、そんなことはありません!

 

どうか、日本語教育能力検定試験に合格してもしなくても、

日本語を教える機会があればぜひ挑戦してみてください!

 

きっと素晴らしい経験になることと思います。

皆様の検定合格と日本語教師ライフを応援しています٩( ”ω” )و