この記事を読んでくださっている方の中には、
日本語教師に興味がある方が多いかと思われます。
ですので、この記事では私が日本語教師になるまでの過程を
実体験をもとに記録しておこうと思います。
日本語教師を目指したきっかけ
少し長くなりますので、興味のない方はスクロールして飛ばしてください。
私が日本語教師を目指したきっかけは、20歳のときに行った短期語学留学でした。
そのころはただ両親に勧められて、確かに英語が話せたらいいな~なんて
軽い気持ちで行ったのですが、もうお父さんお母さんありがとう!!!
そこでの出会いで人生が変わりました!
私の場合、3か月という短い期間の留学でしたのでほとんど語学学校で過ごしました。
言葉も文化も違う国で、もちろん知っている人もいないので
自分で知り合いを増やしていかなければなりません。
当時そんなに英語が話せたわけでもないので、それはそれは必死に毎日勉強しました。
言いたいこともうまく伝わらない中で、落ち込むことなく毎日楽しく過ごせたのは
通っていた語学学校の先生のおかげです。
当時40代後半くらいの、サバサバとしたクールな女性でした。
しかし、とっても温かい人で、こちらが言葉に詰まっていても、
「ゆっくりでいいから、あなたの言いたいことを聞かせて(^^)」
と、こちらの言葉に耳を傾けてくれる先生でした。
たとえそれがどんなにくだらない話でも、
「あなたはとてもユーモアがあるわ。
あなたのお話を聞くのをいつも楽しみにしてるわ。」
と、ニコニコ微笑んでくれました。
途中からは、その先生と話すだけで楽しくて
明日はこの話しよう!英語で何と言うかな?と考えてから眠っていました。
今思い返すと、恋する中学生みたいですね(笑)
ですが、この恋心のような動機付けのおかげで
私の英語力はどんどん上がっていきました。
語学力を向上させたければ、恋人を作るのが手っ取り早いと聞きますが、
私もその意見には強く賛成です!
まぁ恋人でなくても、自分の気持ちや意見を伝えたい!と思える
友人でもいいと思いますが(^_-)-☆
そのとき、私もこんな先生になりたい!
ただ知識を教えるだけの先生ではなく、人に勇気を与えたり
人として尊敬できるような、だれかの目標になれるような人になって
だれかの心に一生残るような先生になりたい!
と強く思い、日本語教師になることを決意しました。
そして帰国後、両親に留学先のお話と、初めてできた夢を伝えました。
希望に満ちたキラキラの娘を応援してくれた親に促されて
早速、日本語教師養成講座を開講しているスクールの資料を
いくつか取り寄せて、いろいろとリサーチをして比較をし、
自分にの希望を満たしているスクールに通い始めました。
以下、スクールを選ぶ際に視したポイントにうつります。
日本語教師養成講座について
日本語教師養成講座は、主にスクールに通う方法と通信講座の2つがあります。
私は割と時間がある時期だったので、スクールに通い始めました。
学校を選ぶ際私が重視していたポイントは以下の5点です。
- 費用
- 検定合格率
- 就職率の高さ
- サポートの良さ
- 負担のないスケジュール
学校もいくつかありますが、私はこの5点を考慮したうえで
希望を満たす2校に絞って比較しながら検討しました。
この2校は日本語教師養成講座と言えば…!というくらい
有名な学校2校ですごくすごく悩んだのですが
どちらも魅力的に見えてなかなか決められず
結局は、より通いやすい立地にあった方を選びました。
講座を修了して10年近く経って思うのは、
正直、どの学校に通おうと、結局は自分の努力次第だと思います。
せっかく大手スクールに通ったとしても、
なんとなーく授業を受けて講座を修了して知識がなければ就職はもちろんできないし、
独学だとしても良い授業を作れるようなスキルやアイデアがあれば
問題なく就職できるでしょうし・・・。
そう、結局は自分のやる気次第!なのです。
日本語教師に興味のあるけど、お仕事や学校の都合で通うのはちょっと…
という方は、通信講座がおすすめです!
通信講座といっても、サポート力に力を入れているスクールだと
質問があれば答えてもらえるし、自分の時間のある時に
勉強が進められて負担が少ないのかなぁという気がします。
そして何より通信講座の方がはるかに費用が抑えられます!
スクールでは約50万かかる講座ですが、
通信講座では約10万くらいまで抑えることができます!
その差、なんと40万円!!!
私のように、強制されないと勉強がはかどらない方でなければ
テキストが分かりやすいですし、質問に答えていただける
サポートもありますので、通信講座でも十分知識はつけられます!
実際に独学で日本語教育能力検定試験に合格された方は
私の周りにも何人もいらっしゃいます!(尊敬・・・)
また、今の自粛期間では通信講座の方が安心感はありそうです。
私が検討した大手スクール2社について比較した記事を
これから投稿する予定ですので、よろしければ目を通してみてください。