海外から日本へ訪れる人の中には、日本旅行のマナーについて知りたいと思っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、日本旅行の際に最低限守るべきマナーについて、詳しく解説していきます。
日本を旅行する時のマナー
日本を旅行する時のマナーというのはたくさんありますが、これから紹介するマナーさえ覚えておけば、気持ちよく、そして楽しく旅行を楽しむことができるでしょう。
電車で騒がない
まずは電車で騒がないということです。
これは日本以外の国でもマナーとして認知されていることが多いのですが、特に日本人は電車でのマナーにうるさいです。
そのため、
・車内で電話をする
・大声で話す
・ニオイの強いものは食べない
・お酒は飲まない
ということを守って乗車することが大切になります。
ゴミはごみ箱に捨てる
日本には、様々な場所にゴミ箱が設置されています。
特に公園や公共施設には一定間隔でゴミ箱が置いてあります。
そのため、ゴミが出た場合には、ゴミ箱にしっかりと捨てることが大切になります。
コンビニなどにもゴミ箱が設置してあるのですが、コンビニで買った商品のごみ以外は入れないようにしましょう。
これは法律で決められているわけではありませんが、コンビニを気持ちよく利用するためのマナーになります。
レストランに入った時のマナー
日本のレストランに入る時にも、いくつかのマナーが存在します。
おしぼりは手をふくもの
レストランに入ると、おしぼりを渡されることがあります。
中には、このおしぼりで顔を拭いたり、テーブルを拭いたりする人がいるのですが、おしぼりというのは手をふく物ですので、それ以外には使わないようにしましょう。
挨拶をする
海外の人は、食事をする前に祈りを捧げることがあります。
日本では、祈りの代わりに、
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
という挨拶をします。
日本も海外も、食事をする前に祈り、挨拶という儀式をするのですが、日本は神に祈りを捧げるわけではありません。
食事を作ってくれた人、食材などへの感謝の気持ちを表すために挨拶をするのです。
厨房に行ってわざわざ挨拶をする必要はありませんが、胸の前で合掌をして、挨拶をしてから食べ始めましょう。
箸が持てない場合は無理をしない
日本人は箸を使って物を食べます。
そのため、かなり箸の持ち方に厳しいのです。
箸の持ち方が汚いと、人によっては
「みっともない」
「かっこ悪い」
というイメージを持たれてしまう可能性があります。
外国からの旅行者であれば、このようなことを思う人は少ないかもしれませんが、あまりにも箸の持ち方が汚いと、周りを不快にさせてしまう可能性があります。
そのため、箸が持てない場合には無理をせずに、フォークやスプーンを貰いましょう。
茶碗は持つ
国によっては、お皿を持って食べることがマナー違反になることがあります。
しかし、日本では茶碗を持たないと逆にマナー違反になってしまうのです。
大皿などは別ですが、ご飯やみそ汁を飲む場合には、しっかりとお皿や茶わんを持って食べましょう。
テーブルに肘をつけない
そして、肘をついて食べるのもマナー違反になります。
日本人でもテーブルに肘をついて食べる人がいるのですが、傍から見ていると本当にみっともないです。
また、作ってくれた人にも失礼ですので、肘をついていないかどうかを意識する必要があります。
チップは要らない
日本にはチップの文化はありません。
そのため、商品や食材の金額以上の料金を支払う必要はないのです。
店員にチップを渡すと、断れることもありますので、無理をしてチップを渡さなくても良いでしょう。
音を食べて食べるものと音を立てずに食べるものがある
食事のマナーで難しいのは、音を立てて食べるものと、音を立てずに食べるものがあるということです。
ラーメンやうどん、みそ汁などは音を立てて飲む方が良いと言われています。
しかし、租借音を出して食べるのはみっともないと言われているのです。
ただ、音を出すのは必須ではありませんので、どうするべきかわからないときは音を立てずに静かに食べましょう。
まとめ
日本を旅行する場合には、守るべきマナーがたくさんあります。
もしかしたら、自国のマナーとは真逆になることがあるかもしれません。
そのため、若干混乱してしまうかもしれませんが、今回紹介したことは最低限頭に入れて、マナーを守って旅行をすることをおすすめします。
また、本屋などに行くと日本旅行のマナーについて記載された本なども売っていますので、そのような本を一冊買っておくと、わからなくなった時にサッと確認することができるため、非常に便利です。